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バスソルトのおすすめ・比較・使い方・レビューまとめ

2022年、おすすめバスソルトの人気ランキング、その比較検証のポイントとは?

いつもと違う特別な日に、お風呂にひと匙入れて浸かることで、発汗効果やアロマ効果が期待できる「バスソルト」。おしゃれな人気商品としても、ご褒美や大切なひとへのギフトにもぴったりのアイテムです。人気の「クナイプ」からコスパ重視の「コストコ」まで、バスソルトの種類や価格帯は幅広く、迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか?


今回はAmazon楽天Yahoo!ショッピングで売れ筋上位のバスソルト商品から、自分にぴったりなバスソルトを見つけるために、その比較検証のポイントをまとめました。


比較検証は以下の5点です。

温浴効果
発汗効果(使用感)
保湿力
香り
溶けやすさ

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温浴効果

はじめに、バスソルトを使った場合の、湯上がりの温浴効果です。

 

商品によってバスソルトを規定量を使った場合でも、使用者によって肌の表面温度や深部の体温の変化には違いがあります。いくつかのバスソルトを使ってみて、入浴の直前と直後、少し時間がたった時点で、自分の体温がどう変化をしているかを体温計などを活用して計測してみると良いでしょう。

 

一般的に、入浴直後からどれだけ体温が高いままキープできているかを指標の一つとしてよいと考えられます。ただし、就寝前の場合は体温の下降が入眠の質に大きく関わっていることもわかっていますので、就寝直前に使用をする方は、入浴の直前と直後でどれだけ体温が上昇したかを指標として、発汗作用と温浴効果を比較することもよいと考えられます。自分のライフスタイルに合った体温変化のサポートとして、バスソルトを比較検証してみることが大切です。インターネットでは、モニターによって比較検証をした事例も多数存在していますので、はじめに温浴効果を期待して購入する方は、参考にしてみてもよいでしょう。

発汗効果(使用感)

次に、発汗効果(使用感)です。

 

バスソルトの効果として、最も人気の高い効果の一つがその発汗効果と言っても良いでしょう。バスソルトの発汗作用を比較検証する前に、発汗作用そのものについての基礎を確認したいと思います。

人間の体のしくみとして、発汗する仕組みは、大脳の視床下部で体温の上昇を感知することで、自律神経の交感神経を経由して汗腺に指令を出し、汗を分泌することがわかっています。発汗の第一の目的として、体を暑さから守る体温調整の機能があります。汗が蒸発する際、体から熱を奪うことによって熱くなった体を冷やしているのです。

したがって、汗をかく=何らかの体に良い効果がある、というイメージの前提として、体温が上昇し、大脳がその上昇を完治することで発汗の指示、汗が分泌されるという科学的な側面を理解しておくことは大切です。

では、発汗することによって得られる効果としてよく言われている「デトックス効果」とは何でしょうか。汗の健康効果としてよく耳にする「デトックス効果」ですが、体内の毒素や老廃物を排出することを指します。新陳代謝を高めたり、冷えを解消したりすることで、ダイエットにも効果があるされています。一方で、最近の研究では汗とともに排出される毒素や老廃物はごくわずかで、汗にはデトックス効果はほとんどないという報告もあるようです。汗をかく=悪いものが体から排出されるというイメージに先行されすぎないように注意しながら比較検証することが大切です。

入浴によってどれくらい汗をかいたのかを評価するために、モニターを使用して計測した比較検証の記事もインターネットで見つかりますが、発汗起こるまでの体温上昇が期待できるかどうかの指標の一つとして考えるくらいでよいでしょう。

保湿力

次に、入浴後に肌がどれだけうるおうか、その保湿力の比較検証です。


温浴効果の検証と同様に、入浴後の乾燥がきになる方にとって、バスソルトの保湿力を求める人は少なくありません。肌の水分とバスソルトを効能として比較検証するには、入浴とその後の肌の乾燥する仕組みについて知っておく必要があります。

湯船に浸かっていると、お湯の中で皮膚が水分を含んでふやけていくので、一見は潤っているように見えます。しかし、皮膚表面にある角層では、水分を含む容量が飽和状態になって、角層細胞の感覚が広がってしまい、肌の潤いを保っている天然保湿成分やセラミドなどが流れ出ているのです。したがって、お風呂の中でしっとりしている状態が、体から天然で搭載されている保湿成分を流出させてしまっているということを認識することが大切です。入浴後はバリア機能が失われているため、また温まった体が熱を放散させるため、皮膚から水分や脂質が抜け出て、より乾燥が進みます。

さらに、バリア機能の喪失は外的刺激に対して敏感になり、かゆみを伴う場合もあります。
このような皮膚の乾燥は、お湯の温度が高いほど、また入浴時間が長いほど起こりやすくなります。

バスソルトで限られた入浴時間で効率的に体温上昇が期待できます。そもそも入浴中には水分が肌が十分に行き渡っていて潤っている状態で、入浴後に乾燥をしてしまうことがあるという勘違いを再認識し、追加成分で得られる保湿効果については過度な期待をしないことが大切です。

香り

続いて、リラックスタイムに大切な香りの比較です。

バスソルトのさまざまの香りを嗅ぐと、芳香成分が鼻の粘膜から脳に伝わって自律神経を刺激し、私たちの心や身体に快・不快の感情を与えるといわれています。嗅覚は視覚や聴覚などを含む「五感」の中で、唯一「情動」(怒りや悲しみなど一時的で急激な感情の動き)に伝わるといわれています。

どういう気分になりたいかという観点から比較検証することがよいのではないでしょうか。

例えば、

・イライラした気分を鎮めたいとき
・ぐっすり眠りたいとき…
・不安感や心配な気持ちから解き放たれたい…
・落ち込んでいる気持ちを上げたい…
・疲れた心を元気にしたい…

など、その時の気持ちに合わせて最適な香りを選ぶことも大切な比較ポイントです。

溶けやすさ

最後に、バスソルトの溶けやすさです。

溶け残らないものが一見よい商品であると考えられがちですが、実際にバスソルトの何が溶け残るのかについてまとめたいと思います。

まずは、人気のバスソルトを販売しているクナイプのよくあるご質問から抜粋したいと思います。

岩塩の精製途中でまれにカルシウムなどのミネラル分が固まった不溶解物ができることがございます。
天然のミネラル分のため、人体に害はありませんので、取り除いてご使用ください。また粒の色が黒っぽく見える場合がありますが、品質に問題はございません。

精製途中で固まる不溶解物である可能性があるようです。天然であるミネラルだから残ってしまいますが、品質に問題はないようです。

原料として、油脂(植物が含む油分)が含まれています。稀にこの中の一部の成分が不溶物として見られる場合があります。天然油脂ですので、健康に悪い影響はありません。

ミネラルの他にも、植物油脂が固まってできたものも含まれる可能性があります。こちらも天然油脂だからあり得るものですので、やはりきれいに溶け残らないものが良いものというわけではないようです。当然、天然だからすべてよい商品というわけではないですから、実際に溶け残ったものが何由来であるかを知っておくことが大切でしょう。

一方で溶け残ったものが、どのような不都合なことがあるでしょうか。大きくは、浴室の給湯器への影響が考えられます。バスソルトが溶け残ることで、追い焚き機能などがついている浴槽の穴を伝って、水道管にバスソルトが浸水してしまうことはあまりよくないと言えるでしょう。溶け残りが気になる方は、まずは追い焚きや自動温度調節の電源を切り、入浴後は浴槽をカラにした上で、追い焚き機能などを使って水道管の中に溶け残りや沈殿物が残らないようにすることが大切です。

バスソルトは入浴剤の違いは?入浴で期待できる効果まとめ

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毎日のバスタイムを格別なものにしてくれるバスソルト。今回は一般的な入浴剤とバスソルトの違いについてまとめてみました。加えてバスソルトに期待できる効果についても見ていきたいと思います。

 

バスソルトは紀元前2700年前

バスソルトの主な主成分は塩です。その名の通り、バスソルトは浴槽に入れる塩としての用法が一般的によく知られています。

中国の書物には紀元前2700年前のもの、その塩の抽出方法や使用法が記載されており、古代ギリシアなどでは海水を使った病や傷の治療法についての記録が残されています。

今とは違う形で、医療を目的としたバスソルトですが、かなり古くから存在していることがわかりました。

使い方として、塩そのものをそのまま使用するほか、アロマオイルを含ませることで香りの効果を加えているもの、ハーブなどを使ってより効果の高い豊かな効能を期待することができます。また、どのような塩を使っているかによっても成分はことなっってくるのです。

 

バスソルトの種類

天然塩で作られたバスソルト

天然塩を使用したバスソルトには、イスラエルなどの塩分濃度の高い死海の塩や、ヒマラヤ岩塩が使用されているケースが多いです。

塩なので主な成分は塩化ナトリウム、そのほか産地によってさまざまなミネラルを豊富に含んでいるのがこの天然塩を成分としたバスソルトの特徴です。塩の産地として死海の塩が有名ですが、その高い保湿性には塩化マグネシウムの濃度が高いというイメージがあるようです。

 

硫酸マグネシウムが原料のバスソルト

別名、エプソムソルトと呼ばれます。中世イギリスで発見されたもので、見た目が塩に酷似していたことから名称にソルトを名付けたようですが、主成分は硫酸マグネシウムなので塩化ナトリウムでいうところの塩ではありません。

硫酸マグネシウムの効果には、体を温める温浴作用があるので、欧米では一般家庭でもよく使用されています。

 

バスソルトと入浴剤の違いは?

入浴剤という言葉自体は湯船に入れるものを総称しているので、バスソルトも一種の入浴剤として考えられています。

バスソルトと入浴剤を区別している法律があります。それが「医薬品医療機器等法」で、この法律によれば、バスソルトは化粧品もしくは雑貨品にあたります。一般的に入浴剤と呼ばれるものは医薬部外品にあたるので、一定の承認基準があり、入浴剤として販売するに当たり配合しなければならない成分やその割合なども規定されているという背景があります。

したがって、承認されなければ医薬部外品の入浴剤という表示が認められていないのです。一方で、化粧品は配合成分の指定があるものの、雑貨品には特に制限が設けられていないという違いがあります。

医薬部外品の入浴剤と雑貨品のバスソルトでの違い

より詳しくその違いをみてみると、例えば化粧品は「皮膚を清浄にする」以外の効能効果は記載できないという決まりがありますが、医薬部外品である入浴剤は「あせもや湿疹、荒れ性、腰痛」などの一定の効能が定められており、その商品に表示が可能になるというわけです。入浴剤として販売できる配合の規定をまもっているものが、そのような効能を表示することができるという法律があるということを知っておくと良いでしょう。

 

バスソルトの効能

血行促進

バスソルトに含まれるミネラルには末梢神経を改善し、温浴効果がで血行を促進する作用があると言われています。これは天然塩を成分としたバスソルトも、エプソムソルトもどうようの温浴作用があるので、冷え性対策としてバスソルトを使う人は多いと言えます。

デトックス効果

バスソルトに見られる発汗作用によって、カセを描くことで体内の老廃物を排出するデトックス効果というのが期待されています。例えば、むくみが気になる方にはバスソルトの発汗作用は最適でしょう。歩き疲れて足がむくんでしまった、デスクワークが長くて足がパンパンになってしまった日などには、バスソルトを使ってゆっくりと体の芯から温めるのはどうでしょうか。浴後にマッサージなどをするのも良いでしょう。

リラックス効果

バスソルトの中には、香りがするものとそうでないものがあります。よく目にするバスソルトには、ハーブやアロマオイルなどの香り付けがされていることが多いのではないでしょうか。

香りによるリラックス効果は豊富です。疲れを癒やしたいという方はカモミール、就寝前の入浴ならラベンダー、優雅な気分を味わいたいという方はローズの香りがおすすめです。気分に合わせて好きな香りを選べるというのも、バスソルトの嬉しい効能の一つだと言えるでしょう。

バスソルトの量は大さじ3杯程度

一般的に40gが最適であると言われており、少なすぎるとバスソルトの持つ温浴効果が期待できません。一方で入れすぎても肌の弱い方はピリピリした刺激を感じてしまうかもしれませんので、容量は自分の体に合わせて調節してみてください。

20分前後の入浴時間

バスソルトの発汗作用が感じられる入浴時間が必要です。ひたいや肩から汗が滲んでくるくらいの時間をゆっくり入浴時間を楽しんでみてください。また入浴時間が長すぎても脱水症状になるおそれもあるので、長くても20分程度に抑えておくことも健康で安全な入浴に大切です。

iHerbのバスソルトってどうなの?全14種類買ってみた!#アイハーブ #動画紹介

動画内で紹介されているバスソルト

No.1
Sea Minerals, 死海のミネラルバス
https://iherb.co/CJnbyQCa

No.2,3,4
Aura Cacia, アロマセラピー ミネラルバス
https://iherb.co/8fVgWCmF

No.5,6
White Egret Personal Care, Epsom Salt
https://iherb.co/vGJRHEFg

No.7,8
Everyone, エプソムソーク
https://iherb.co/frjViZrC

No.9
One with Nature, 死海ミネラルソルト
https://iherb.co/swYtEzdu

No.10
Little Moon Essentials, Tired Old Ass, Mineral Bath Salt
https://iherb.co/5Cjia7QP

No.11
Little Moon Essentials, Letting Go, Warming Mineral Bath Salt
https://iherb.co/EGBBjcjH

No.12
Little Moon Essentials, Sleep Comes Easy, Sleep-Inspiring Mineral Bath Salt
https://iherb.co/yxH8ueQZ

No.13
Little Moon Essentials, Oatmeal Heaven, Soothing Mineral Bath Salt
https://iherb.co/A9nuzMAp

No.14
Asutra, ソーク・ザ・デイ・アウェイ、死海バスソルトデトックス&スリムダウン
https://iherb.co/kazYDg2S

 

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人気のバスソルトKneipp(クナイプ)

Kneipp(クナイプ)は、ドイツでシェアNo1を誇る入浴料ブランドです。 19世紀末、ドイツのセバスチャン・クナイプ神父が植物や水などの自然の生命力に着目し、クナイプが誕生しました。 

 

クナイプのバスソルト

天然岩塩とエッセンシャルオイルから生まれたバスソルト

2億5000万年前の古代海水を精製した岩塩と、天然ハーブの精油エッセンシャルオイル)から作られた、ドイツシェアNo.1のバスソルトがクナイプです。
自然の恵みのお風呂で芯からぽかぽか。豊かな香りに包まれて、贅沢なリラックスタイムを味わうことができると評判です。

おすすめは、クナイプ バスソルト スミレの香り

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こちらのバスソルトは、スミレから抽出したニオイスミレ花エキス配合されています。甘くみずみずしいスミレの香りに包まれるような心地を味わうことができます。花畑に寝転ぶような心はずむハッピーバスタイムを謳っています。

数量限定販売で、一言メッセージが記入できるスペース付きのパッケージは、ちょっぴり心を温めてくれるプチギフトにぴったりです。

 

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運営者

バスソルトのいる町で(Hugo Bernard)

初出掲載:2022年1月26日

バスソルトとは?正しい使い方とおすすめの量

バスソルトとは?

バスソルト


きょうは特別な日にしたいそんなとき、入浴剤よりも素敵な演出をしてくれるのがバスソルトです。乾燥した花びらにエッセンシャルオイルを染み込ませたバスソルトは、入浴だけでなく、ボディマッサージや足湯などにも使われています。今回はそんなバスソルトの正しい使い方とおすすめの使用量など、知っておきたい情報をまとめてご紹介します。

バスソルトとは?成分について

バスソルトとは、主にお花やハーブ、エッセンシャルオイルなどを染み込ませ、香り付けされたお風呂に入れる塩の総称です。古くは欧米のお風呂で使用されてきたバスグッズの一つで、入浴の他にも、ボディマッサージや足湯、ルームフレグランスなどの用途にも使われて、日本でもその使いみちの多彩さから人気があります。

バスソルトの成分には、塩に含まれるマグネシウムやナトリウム、豊富なミネラル分のほかにも、各種オイルに含まれている美容成分によって、その効能は様々です。美容やバスタイムにこだわりのある女性や男性にとって、入浴剤と比べてもリッチなバスタイムを体験することができます。

バスソルトの歴史は中国・ギリシャに遡る

バスソルトの歴史を紐解くと、紀元前2700年前頃の中国の書物にも記載が残されています。多種多様な塩の配合法に始まり、そのバスソルトの用途の記載が残っています。また、古代ギリシアの医者ヒポクラテスも、海水に患者を浸して病気を癒やしていたという記録も残っていると言われています。

現代においては、嗜好品の一つとして使われているバスソルトですが、昔よりは皮膚疾患の治療薬の一つとして用いられてきました。現代は美容ケアの一環としても愛用されています。

バスソルトの種類

バスソルトの種類について、下記のように分類することができるでしょう。

 

天然塩のバスソルト

バスソルトのうち、天然塩を成分としたバスソルトが挙げられます。ヒマラヤ岩塩や視界の塩(デッドシーソルト)などが有名です。塩化ナトリウムを主成分としたバスソルトで、その塩の産地によって効果・効能が異なると言われています。共通している効能としては、主に保湿効果ですが、このほか老化した皮膚細胞を剥離しやすくする効果があります。

 

エプソムソルト(硫酸マグネシウム)のバスソルト

海外セレブやモデルに愛好されているバスソルトは、硫酸マグネシウムを主成分としたエプソムソルトのバスソルトが挙げられます。15〜16世紀ごろのイングランド・エプソムで発見されたことが由来のエプソムソルト。バスソルトという名称にもかかわらず、塩は含まれておらず水に溶けやすい特徴があります。

 

バスソルトの効果効能まとめ

バスソルトには種類を問わず保湿効果があると言われています。スキンケアの効果としてきたいされているのがこの保湿効果です。またバスソルトを含んだお風呂に入ることで、温浴効果が高まることで発汗作用も期待できます。一度の入浴で大量の発汗をすることによって新陳代謝もアップします。お肌の調子を整えてくれるほか、エッセンシャルオイルによって特別な高揚感が得られるでしょう。

 

発汗作用と保湿効果によってお風呂上がりも楽しみになります。ダイエットや食事制限中のリフレッシュ、お肌の改善にお気に入りのバスソルトをお供に使ってみてはどうでしょうか?

 

バスソルトの正しい使い方とは?

バスソルトの使い方の目安は、お湯を張った浴槽に、バスソルトを40g〜50gを入れるだけです。入浴時間は20分前後がおすすめです。通常の入浴よりも大量の発汗作用が期待されるので、水分補給を忘れずに入浴しましょう。

天然塩には異物が混入している場合もあります。浴槽や肌を傷つけてしまう場合もあるので、ガーゼのネットや綿の巾着に入れて使用するのが通常です。また、入浴後は浴槽をしっかり洗って、塩分が残ることの無いようによく流水で流しましょう。

バスソルトの使い方はとっても簡単!  お湯を張った浴槽に、バスソルトを40〜50g入れるだけ。入浴時間は10〜20分前後におさえ、水分補給をしながらたのしみましょう。

天然塩が主成分のバスソルトには異物が混入している場合があり、浴槽を傷つけてしまう場合があるため、ガーゼのネットや、綿の巾着に入れて使用します。また、入浴後は浴槽をしっかり洗い、塩分を流しましょう。

おすすめはバスソルトでボディマッサージ

バスソルトをボディスクラブとして使う際には、体の末端部分である手先や足先をほぐしながら、だんだんと心臓の方に向かってマッサージしていくようにします。バスソルトの塩の粒子は大きいのでゴシゴシこすってしまうと肌を傷つけてしまう恐れがあります。体温と水分とでバスソルトをゆっくり溶かしながらもみほぐして使うようにしましょう。

乾燥肌にお悩みの方は気になる部位に、最近太ったなと感じる部分につかって保湿効果に合わせて血行促進を期待できます。

 

ちょっと一息、バスソルトで足湯

バスソルトで足湯をするときは、いつもの使用量より少し多めのバスソルトを熱湯に溶かして使うのがおすすめです。浴槽で腰掛けて足湯をするのもいいですが、足首まで疲れるウォッシュタブやバケツを用意をすることで、室内でテレビやネットフリックスを見ながらじっくり楽しむのも良い気分転換になります。

 

ルームフレグランスとしてのバスソルト

エッセンシャルオイル配合のバスソルトのあまりをどう使うか悩まれる方もいると思います。そんなときは、ぜひルームフレグランスとして再利用してはどうでしょうか。小さな器に適量入れておくだけで、いい香りがお部屋に香ることでしょう。見た目もこだわりのあるバスソルトも多いですが、飾って置くだけには惜しいので、芳香剤の一つとして活用してはどうでしょうか。

バスソルトでいつものお風呂時間をリッチな一時に

お洒落でかわいいバスソルトですが、はじめて使う方には少しハードルがあるものかもしれません。いつものお風呂に入浴剤の代わりに加えるだけで、よりリッチなお風呂の時間を過ごせると思います。

大切なひとへの贈り物やギフトにもぴったりですので、ぜひお気に入りのバスソルトを探してみて下さい。