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バスソルトのおすすめ・比較・使い方・レビューまとめ

バスソルトは入浴剤の違いは?入浴で期待できる効果まとめ

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毎日のバスタイムを格別なものにしてくれるバスソルト。今回は一般的な入浴剤とバスソルトの違いについてまとめてみました。加えてバスソルトに期待できる効果についても見ていきたいと思います。

 

バスソルトは紀元前2700年前

バスソルトの主な主成分は塩です。その名の通り、バスソルトは浴槽に入れる塩としての用法が一般的によく知られています。

中国の書物には紀元前2700年前のもの、その塩の抽出方法や使用法が記載されており、古代ギリシアなどでは海水を使った病や傷の治療法についての記録が残されています。

今とは違う形で、医療を目的としたバスソルトですが、かなり古くから存在していることがわかりました。

使い方として、塩そのものをそのまま使用するほか、アロマオイルを含ませることで香りの効果を加えているもの、ハーブなどを使ってより効果の高い豊かな効能を期待することができます。また、どのような塩を使っているかによっても成分はことなっってくるのです。

 

バスソルトの種類

天然塩で作られたバスソルト

天然塩を使用したバスソルトには、イスラエルなどの塩分濃度の高い死海の塩や、ヒマラヤ岩塩が使用されているケースが多いです。

塩なので主な成分は塩化ナトリウム、そのほか産地によってさまざまなミネラルを豊富に含んでいるのがこの天然塩を成分としたバスソルトの特徴です。塩の産地として死海の塩が有名ですが、その高い保湿性には塩化マグネシウムの濃度が高いというイメージがあるようです。

 

硫酸マグネシウムが原料のバスソルト

別名、エプソムソルトと呼ばれます。中世イギリスで発見されたもので、見た目が塩に酷似していたことから名称にソルトを名付けたようですが、主成分は硫酸マグネシウムなので塩化ナトリウムでいうところの塩ではありません。

硫酸マグネシウムの効果には、体を温める温浴作用があるので、欧米では一般家庭でもよく使用されています。

 

バスソルトと入浴剤の違いは?

入浴剤という言葉自体は湯船に入れるものを総称しているので、バスソルトも一種の入浴剤として考えられています。

バスソルトと入浴剤を区別している法律があります。それが「医薬品医療機器等法」で、この法律によれば、バスソルトは化粧品もしくは雑貨品にあたります。一般的に入浴剤と呼ばれるものは医薬部外品にあたるので、一定の承認基準があり、入浴剤として販売するに当たり配合しなければならない成分やその割合なども規定されているという背景があります。

したがって、承認されなければ医薬部外品の入浴剤という表示が認められていないのです。一方で、化粧品は配合成分の指定があるものの、雑貨品には特に制限が設けられていないという違いがあります。

医薬部外品の入浴剤と雑貨品のバスソルトでの違い

より詳しくその違いをみてみると、例えば化粧品は「皮膚を清浄にする」以外の効能効果は記載できないという決まりがありますが、医薬部外品である入浴剤は「あせもや湿疹、荒れ性、腰痛」などの一定の効能が定められており、その商品に表示が可能になるというわけです。入浴剤として販売できる配合の規定をまもっているものが、そのような効能を表示することができるという法律があるということを知っておくと良いでしょう。

 

バスソルトの効能

血行促進

バスソルトに含まれるミネラルには末梢神経を改善し、温浴効果がで血行を促進する作用があると言われています。これは天然塩を成分としたバスソルトも、エプソムソルトもどうようの温浴作用があるので、冷え性対策としてバスソルトを使う人は多いと言えます。

デトックス効果

バスソルトに見られる発汗作用によって、カセを描くことで体内の老廃物を排出するデトックス効果というのが期待されています。例えば、むくみが気になる方にはバスソルトの発汗作用は最適でしょう。歩き疲れて足がむくんでしまった、デスクワークが長くて足がパンパンになってしまった日などには、バスソルトを使ってゆっくりと体の芯から温めるのはどうでしょうか。浴後にマッサージなどをするのも良いでしょう。

リラックス効果

バスソルトの中には、香りがするものとそうでないものがあります。よく目にするバスソルトには、ハーブやアロマオイルなどの香り付けがされていることが多いのではないでしょうか。

香りによるリラックス効果は豊富です。疲れを癒やしたいという方はカモミール、就寝前の入浴ならラベンダー、優雅な気分を味わいたいという方はローズの香りがおすすめです。気分に合わせて好きな香りを選べるというのも、バスソルトの嬉しい効能の一つだと言えるでしょう。

バスソルトの量は大さじ3杯程度

一般的に40gが最適であると言われており、少なすぎるとバスソルトの持つ温浴効果が期待できません。一方で入れすぎても肌の弱い方はピリピリした刺激を感じてしまうかもしれませんので、容量は自分の体に合わせて調節してみてください。

20分前後の入浴時間

バスソルトの発汗作用が感じられる入浴時間が必要です。ひたいや肩から汗が滲んでくるくらいの時間をゆっくり入浴時間を楽しんでみてください。また入浴時間が長すぎても脱水症状になるおそれもあるので、長くても20分程度に抑えておくことも健康で安全な入浴に大切です。